2010/10/25

10月25日〜dhk富山支局だより

dhk富山支局(清水茂幸支局長)は、10月25日、空港近くの当会員店舗にて、dhk東京本部講師、斎藤哲也先生を迎えて、ヘッドスパで売上アップと題して講習を行いました。
昨今、カラーやパーマなどの特殊技術の売上が下がり、それに代わる単価アップメニューが必要になってきています。その中でヘッドスパは、比較的簡単で、材料が安く、育毛剤、発毛剤、オイルなど様々な組み合わせが可能で、ヘッドスパのみの来店ができ、お客様のヘアライフ向上にもつながるということだそうです。
執拗なセールスは敬遠されがちでいきなり売り込むのも怖いので、まず、なぜヘッドスパが髪や頭皮にいいのかを、シャンプー後に頭をもみながら説明してお客様を教育することから始め、それにより技術者の信頼感が向上してすすめやすくなるそうです。
ヘッドスパのポスター(POPなど)を店内に貼っておき、すすめるタイミングは顔そり後の意識がリラックスした状態のときに頭をもみながらどうでしょうかと声をかければ案外やってもらえることが多いそうです。手間はかかりますが、老若男女幅広くおすすめできるメニューなのでぜひサロンに導入し、さらにすばらしいメニューへと進化させてくださいということでした。
なお、当会では随時会員募集中。
問い合わせは(℡:076-466-2526)松尾まで  

(通信 手丸)

10月25日〜協同組合講演会 現代版徒弟制度とは?

10月25日(月)午後6時より東中野トレセンにて、前田哲也先生(株 ワークスエンターテイメント代表取締役会長)をお迎えして「現代版徒弟制度とは?」と題した講演会を開催した。
まず徒弟制度(教育制度)を考えるにあたって3つのポジションがある。
         
【1】経営戦略(ビジョン・信頼関係)
ビジョンとは会社・店の存在理由を何であるかを考える事。
創業者・トップになった理由を賢王化する必要がある。
どのように考え、どのような店にしたいかが徒弟制度の大切なポイントであり、ベースは信頼関係。この関係を構築した上で、発信者であるトップリーダーがどんな会社・店・技術者にしたいかがビジョンが大切と言う事です。

【2】事業戦略(理美容業界のマネージメント)
店の運営、マネージメントコストをどういう形でマネージメントするか、信頼関係の上で、お金の管理をトップがどうするか?ここにもビジョンがあらわれる。利益(お金)をどのようにデリバリーしていくか?また、次のお店に投資するのかがビジョンであります。これが戦略であり、これを語らずして信頼関係が築けない店、会社の業績が伸びなかった理由、離職者が多くなった理由の三番目に不透明な財務管理があり売り上げがダウン、会社・店のモチベーションを下げる理由である。

【3】組織戦略(教育・コミュニケーション) 
大きなポイントは社長・店長の考えちがい、コミュニケーション不足。今の20歳代は情報化社会であるので情報が速い。このような事柄を知っておかなければ経営リスクつながる。円滑なコミュニケーションは社員・スタッフのモチベーションは働く源泉となる。コミュニケーションを科学して再現する事により誰にでも出来る様にする。売り上げが上がり、笑顔でお客様に満足するクオリティーの提供が可能となる。

「徒弟制度」を考える上で、基礎となる教育研修プログラム(カリキュラム)しっかりとしたルールを作り面接を繰り返す。これがコミュニケーションである。
例:秋山木工店のカリキュラム案内 『リーダーとは若者たちに愛され、尊敬され、献身的な親方の存在』徒弟制度の大前提は率先垂範できるトップが無くしてはありえない。
教育研修プログラムの中で何を教えていくのか?技術・業界知識・サロン運営など経営オペレーションで経営知識を学び、それを経営転換や経験によって身につける。個人の能力が上がり、これを一人一人について見守る事が出来るか!この過程の中で、トップリーダー(自分)の考え方を示し情報開示する。
目標設定とプロセスチェック。評価するトップにも個性があるので客観的に見る事が大事です。競争をつくりやすいコミュニケーションがあり、個々の個性が解り、会社・店の状態が解り次の事業戦略が出てくる。
人の個性を科学的に分析すると5つの人格が有るそうです。すでに「牛角」が企業が経営戦略に使われている。

質疑応答では年代別の仕事に関しての価値観の違い。求職者から見た魅力。離職者の主たる原因。消費者から見ての理美容業界。この様な質疑が交わされた。

(通信:関口和久)

2010/10/23

10月23日会長選挙実施 能登谷博樹氏が新たに会長選出

dhk東京ヘアモードアカデミー(齊藤孝会長)では10月23日(土)、東中野トレーニングセンターにて、齊藤孝会長の任期満了にともなうdhk会長選挙を行った。常任講師45名の互選により、新しく能登谷博樹氏が新会長に選出された。
結果をうけて能登谷氏は「ドキドキしている。重い責務をおったと感じる。dhkはもともと齊藤孝会長が大きくした会であり、「齊藤イズム」の継承を一番に考え行動して行きます。皆さまのお力をお借りして全員で会を良くしてまいりたい。皆で意見しdhk・業界・サロン繁栄のためになる会にしてまいりましょう。ありがとうございました」と挨拶した。能登谷新体制は来年1月1日よりスタートする。
(通信:白田耕一)

2010/10/08

10月8日~dhk夜間講師ゼミ

10月8日代々木の全理連ビルにおいて、株式会社Cgi(シージーアイ)代表取締役 徳永敬三郎氏をお招きし、「Cgi徳永敬三郎を探る!!」と題した講演を行っていただいた。
徳永氏は電気機器の検査装置設計に従事する技術者として約10年間のサラリーマン生活ののち、昭和56年に独立。その後紆余曲折を経て現在の(株)Cgiを設立した。
同社では、強力な除菌・消臭効果があり しかも人に安全な微酸性次亜塩素酸水溶液を使った空間除菌の装置を開発。単身中国へ渡り、中国Midea社の協力を得て現在は小型超音波霧化器「エアクリン」の製造・販売を行っている。
病気の予防は、ウイルス・菌を身体の中に入らなくすることだが、それには空間除菌しかないとのこと。「エアクリン」はとても小さい粒子の霧を噴霧するので、粒子が重力で落下するよりも空気の対流で部屋の隅々まで運ばれて、細菌やウイルス・悪臭成分を攻撃する。
風邪やインフルエンザが流行るこれからの季節、お店に1台置いておくとお客様に対する衛生面でのアピールにもなり、安心感を持っていただけるのではないだろうか。
最後に徳永氏は今後の目標として、現在OEM販売している同製品をオールメイドジャパン製品にすること。また空間除菌に関しては必ず日本一になることを宣言して講演を締めくくった。
エネルギッシュで前向きな姿勢が伝わるお話に、会場からは盛大な拍手が上がり閉会となった。
(通信:高松緑郎)

2010/10/04

10月4日~dhkプロフェッショナル講座~

10月4日(月)東中野のdhkトレーニングセンターにおいて、武藤栄一常任講師によるプロフェッショナル講座「月30万円の売上げアップ!!簡単ピンパーマ・ツイストパーマ講習」が開催された。
様々あるヘアスタイルにどんなパーマが合うのか?
パーマの種類によって表現される質感をしっかりと把握し技術の引き出しを多くすることで、お客様に自信を持って提案することができ、そのスタイルに合ったパーマを的確にチョイスすることができる。
武藤講師もお客様に積極的にパーマの提案をし、喜んでいただいているとのこと。
技術実習ではピンパーマを行い、ステム角度や長さの違い、目的のカール表現などに合ったいろいろな巻き方を教えていただいた。
またピンパーマのメリットや提案の仕方、カットを活かしたニュアンス付けのパーマの考え方などのお話もしていただき、パーマに対する苦手意識や不安などを解消してくれる 大変勉強になる内容だった。
次回11月8日にも引き続き武藤講師によるプロ講座が開催される予定。パーマに関することの他、今後の営業に即役立つ講座をしていただける。
                                (通信:高松緑郎)